読書

【料金は?】audiobook.jpヘビーユーザーによる本音レビュー

audiobook.jpは、使ってみたい。

使っている人の本音を聞いてみたい・・・


この記事は、audiobook.jpを紹介する記事です。

内容としては、サービスの特徴、口コミ、実際に使ってみての感想です。

結論は、非常に満足できるもので、多くの方に知っていただきたいです。


特に、多くの方が気にする「悪い点」に関して、詳しく触れました!

聞き放題プランをおススメしない理由を、3つ挙げています。


この記事でわかること

  • audiobook.jpとは?
  • 【みんなはどう?】audiobook.jpの口コミ
  • 【今も使用中】audiobook.jpの感想 よい点悪い点


この記事を書いたひと

  • audiobopok.jpのヘビーユーザー
  • 子どものころからの読書家
  • オーディオブックの良さを多くの方にお伝えしたい


この記事を読むとこんなメリットがあります

  • audiobook.jpの仕組みが分かる(料金など)
  • なぜaudible(アマゾン)ではなく、audiobook.jpを選ぶのか分かる
  • audiobook.jpの悪い点がわかる


audiobook.jpとは?



audiobook.jpとは、株式会社 オトバンクが提供するオーディオブック配信サービス。


オーディオブックとは、プロのナレーターや声優が書籍を読み上げてくれる「耳で聴く本」です。

オフライン再生もできるので、移動中や作業中など「いつでもどこでも」「効率的に」本を聴くことができます。

引用 audiobook.jp 公式ホームページ


ここ数年で、利用者が急増しています。

引用 PR Times
引用 PR Times


※ 無料期間は30日ではなく、現在は14日間。


料金プラン

一番気になる、料金から。


迷いたくない方は、「聴き放題」か「1冊買う」どちらかがおススメ

初心者の方には、多すぎる料金プラン。(5つ)

はじめ私も、かなり迷いました。


以下の2つの料金プラン、どちらかがおススメです。

  • 14日間無料で、試してみる「聴き放題プラン」
  • 安い本を、一冊買ってみる「通常会員」(月額0円)



出典 audiobook.jp

このように、世界的なベストセラーも、50%OFFなどセールも多い。

14日無料期間後、「自分に合わない!」となると、解約の手続きの手間がかかります。

思い切って、「試しに1冊」と、ポンっと買うのも、おススメ。(私は最初そうしました)


5つの料金プラン

公式サイトの文章を引用しながら、詳しくご説明させていただきます。

プランの種類も多く、複雑。

初心者の方で、プランが決まっていれば、混乱します。

読み飛ばしてください。


通常会員

新規会員登録時は、皆さま通常会員です。

月額料金は発生せず、ほしい商品がある場合は都度購入となります。


聴き放題プラン

聴き放題プランを登録されている会員です。

出典 audiobook.jp

聞き放題対象作品を、何冊でも読むことができることが、魅力。


月額会員

月額会員プランを登録されている会員です。

月額料金:550円~33000円。

※登録プランによって異なります 。


月額で支払いをして、ポイント(1ポイント=1円)を獲得。

会員区分料金(月額)付与ポイント
月額会員 500550円610ポイント60ポイントお得
月額会員 10001,100円1,220ポイント120ポイントお得
月額会員 20002,200円2,450ポイント250ポイントお得
月額会員 50005,500円6,500ポイント1,000ポイントお得
月額会員 1000011,000円13,450ポイント2,450ポイントお得
月額会員 2000022,000円28,000ポイント6,000ポイントお得
月額会員 3000033,000円42,000ポイント9,000ポイントお得

「ポイントで、オーディオブックを買うので、お得ですよ」という話です。


ポッドキャスト会員

ポッドキャストを利用されている会員です。

月額料金:523円~1100円

※登録番組によって異なります


ポッドキャスト

ポッドキャストとは、インターネットを通じてトークや音楽を収録した音声番組を配信する仕組み。

引用 IT用語辞典 「ポッド・キャスト」

イメージとしては、「ラジオを聞く」が一番近い。

実際に聞いていただいた方が、分かりやすいです。

「聞く日経」(サンプルあり)


チケットプラン会員

チケットプランを登録されている会員です。

月額料金:シングルチケットプラン:1500円(月にチケット1枚)  ダブルチケットプラン:2900円(月にチケット2枚)


出典 audiobook.jp

出典 audiobook.jp

価格に関わらず、チケット対象作品と交換できることが、魅力的。


辞め方

「退会」は、おススメしません。

なぜなら、デメリットしかないからです。


「解約」と「退会」の違い

辞める際は、「解約」と「退会」の2種類があります。

解約月額会員や聞き放題をやめる(アカウントは残る)
退会アカウント削除(復帰はできない)

「解約」して月額0円にしたうえで、「退会」せずアカウントはそのままで。


audiobook.jpでは無料の通常会員も用意しておりますので、

これまで購入された商品がある場合は月額サービスの解約のみ行い、

アカウントを保持することをおすすめいたします。

引用 audiobook.jp 公式ホームページ


「退会」のやり方

「分かりにくい」との口コミも見ましたので、詳しく解説します。


アプリの一番下、「その他」を押す。

「退会する」を押すと、進めます(退会の最終確認画面へ)


「退会」しても、ダウンロード済のオーディオブックを聞くことはできます。

繰り返しになりますが、「退会」はしないほうがいいです。


始め方

始め方は、比較的簡単です。

大きな流れは、以下のとおり。(聴き放題無料プラン)

出典 audiobook.jp

新規会員登録は、こちらから。

オーディオブック配信サービス - audiobook.jp

アプリのダウンロードは、こちらから。

audiobook(ios版)

audiobook(android版)


audible(アマゾン)との比較

出典 amazon

アマゾンが提供する「audible」も、同じオーディオブック配信サービス。

両者の比較の結論は、

audiobook.jpは、アマゾンの半分の価格で、本の数は1/10以下


audible(アマゾン)audiobook.jp
料金1,500円/月880円/月(聴き放題プラン)
本の数12万冊1.5万冊
無料期間30日間14日間

いろいろ数多くのオーディオブックを楽しみたい方は、アマゾンのaudibleがおススメ。

安く(通常会員なら0円/月)、決まった本がある方は、audiobook.jpがおススメ。


探してみると、「アマゾンになく、audiobook.jpにある本」もあります。

たとえば、「投資で一番大切な20の教え」。

投資の神様 ウォーレン・バフェットが大絶賛したという投資本で、投資家なら、一度は読んでおきたい本。

出典 audiobook.jp

ごらんのように、audiobook.jpには、オーディオブックが売ってあります。

一方で、アマゾンにはオーディオブックが、存在しません。(電子書籍と書籍が存在)

出典 Amazon


また、オーディオブック(2,200円)と電子書籍(2,090円)、値段を比較してみても、ほとんど差がありません。

audiobook.jpの方は、オーディオブック作成の際に、お金がより多くかかっています。

audiobook.jpは、価格の面では、かなり頑張っています。


【みんなの意見は?】口コミの紹介

実際に、audiobook.jpを使われている方々の意見です。


悪い口コミ

悪い方の口コミは、少ないです。

  • 読者レビューがないこと
  • 本が少ないこと
  • 有料プランのウマミがすくないこと


難点は読者レビューがないこと(→対処法はAmazon Audibleの読者レビューを見る)

引用 hideharu blog 「【口コミ評判】audiobook.jpを使った感想を正直レビュー。」


・全てが聴き放題対象ではない

・audibleよりかはラインナップ少なめ

引用 ビボロク 


出典 AppStore

私も、audiobook.jpを愛用していますが、致命的なデメリットも見当たりません。


よい口コミ

よい方の口コミは、多いので、ごく一部です。

  • プロの朗読は聞きやすい
  • アプリが使いやすい
  • 料金が安い


出典 AppStore


・単品購入時の料金が安い

引用 hideharu blog


他のオーディオブック系のサービスよりも圧倒的にコスパが良い

引用 WEBENU

特に、「料金の安さ」を評価されている方が多くいらっしゃいました。


実際に使ってみて

悪い点とよい点5つ、あります。


悪い点

  • 頭に残りにくい
  • 読んだ方が早い
  • 言うほど読めない
  • 本が少ない
  • 評価がない


頭に残りにくい

耳で聞いても、頭に残りにくい。


オーディオブックを始める前は、「セミナー」と同じくらいの効果を期待していました。

有名な講師のセミナーは、

  • 聞いてて、話しがおもしろい
  • 説明が上手。スッと内容が理解できる

あなたは、セミナーに参加して、そんな経験ありませんか?


オーディオブックのような「本の朗読」は、話し言葉ではありません。

そのため、スッと体や頭に入ってきません。


また、セミナー講師のように、

ここが、大事なポイントですよ!

ボーと耳で聞くだけでは、本の大事なポイントもよく分かりません。


聞いていて、よくわからないところや言葉も、そのままスーと過ぎていきます。

何度か読んで内容を理解しているはずの本でも、

え?今のどういう意味?

となる場面も。


初めて読む本は、あまりおススメしません。

何度か読んだ本で、ある程度内容を把握している本。

耳で聞いて内容を記憶し、定着したいときは、オーディオブックはおススメ。


読んだ方が早い

分かっているところは、速読でサッサッと読む。

(ここは大事なところだな・・・)

では、じっくり腰を落として熟読。


目で読む場合、読むときに「強弱」をつけることができます。

いわゆる、「読み飛ばし」「斜め読み」もオーディオブックではできません。

時間的にも、内容の理解のスピードも、目で読む読書の方が圧倒的に早い。


「倍速にして聞く」という方法もあります。

しかし、倍速にして聞いたところで、頭に倍速で入るわけではありません。


普段から、速読で本を読んでいらっしゃる方は、余計に「読んだ方が早い」と実感されるでしょう。


言うほど読めない

1冊聞くのに、数時間かかります。

隙間時間だけで聞いていたら、1冊聞き終わるのに数か月かかります。


たとえば、世界的なベストセラー「7つの習慣」

ごらんのとおり、再生時間は、「24時間35分1秒」。


ざっと1日1時間聞けたとしても、24日はかかる計算です。

1日の細かい隙間時間をいくらかき集めても、1時間もない。


実際、私は「7つの習慣」を聞くのに、数か月かかりました。


以上のように、本にもよりますが、1冊数時間が基本。

オーディオブック生活をはじめてみると、「想像したより聞けないなぁ」というのが、本音。


本が少ない

ビジネス書にしても、まだまだ本の数が少ないです。

どんどん増えていますので、すごく期待ができます。


繰り返し読むに耐える、一生モノの名著のラインナップが、物足りないことの方が気になります。

評価の高い、時代を超えた名著の多くは、発売から10年以上経過しています。

そのような昔の本を引っ張り出して、オーディオブック化は、収益面で難しい。


ただ、読書家は、時代を超えた名著のタイトルは、頭に入っているもの。

歴史的名著をズラッと並べて、読書家をうならせてほしい。


本当に読むべき本は、限られています。

書店からすぐ消えてしまうような低レベルなビジネス書を、いくら増やしても意味はない。

ビジネススクールで、教科書となっている名著中の名著の数を増やすほうが、読者には大きな意味があります。


「本が少ない」というのは、「量」「質」共にの話になります。


評価がない

アマゾンのような「星いくつ」がないため、実際に買った人の評価がわかりません。

出典 amazon

「759個の評価で、星4つなら、なかなか高評価だな」って分かります。


audiobook.jpでは、読者による評価システムがないため、

  • 欲しい本を見つける
  • アマゾンで、その本の評価を見てくる
  • 星の数、レビューを読んで、納得
  • audiobook.jpに戻って買う

という流れで買っています。


アマゾンの星評価システムや買った人のレビューは、買い物の際にとても参考になります。

いくつかのレビュー読んでから、買うという方も多い。


audiobook.jpも、買った人のレビューや星評価システムを付けてほしい。


よい点

  • 隙間時間の有効活用
  • 手軽(スマホアプリ)
  • 安い
  • プロによる朗読で聞きやすい
  • 目が疲れない


隙間時間の有効活用

本当に耳はヒマしている

「耳」の隙間時間は、けっこうあります。


私の場合、「夫婦共働き+子育て世代」。

日々忙しいですが、それでも隙間時間に、オーディオブックを聞く時間があります。


たとえば、

  • 夜に、洗濯物をたたみながら聞く
  • 食洗器の洗い終わった食器を、しまいながら聞く
  • 寝る前に真っ暗にして、布団の中で聞く

その他にも、「隙間時間で聞く」を意識していると、「聞くチャンス」はけっこうあります。


車の運転中、音楽を聞く代わりに、オーディオブックを聞いています。(イヤホンで聞くのは危険ですので、絶対にやめましょう)


隙間時間で「考える時間」も必要

「隙間時間を有効に使う=インプット」と思われがちですが、それだけではありません。

1人で物事をじっくり考える、「考える時間」も、とても大事です。

なぜなら、成功した人は、「考える時間」をとても大切にしているからです。


たとえば、投資の神様 ウォーレン・バフェット。

バフェットは、大変な読書家。

同時に、じっくり投資について一人で「考える時間」を大事にしています。


ビル・ゲイツは、どんなに忙しくても、年に1回、わずかな資料と共にホテルにこもる。

緊急連絡以外、外部との接触を一切遮断。

徹底的に、マイクロソフトの企業戦略を練りに練りました。


故スティーブ・ジョブスは、「瞑想」が日課でした。


このように、成功者は、インプットだけでなく、一人で徹底的に物事を「考える時間」を大事にしています。


隙間時間の有効活用として、「オーディオブックを聞く」だけではない。

「考える時間」にも、使ってみてはいかがでしょうか。

イチローやスティーブ・ジョブズも?瞑想を実践している有名人を紹介


手軽(スマホアプリ)

audiobook.jpは、スマホアプリで聞くことが前提となります。


スマホをサッと取り出して、アプリを起動。

朗読を聞き始めるまでの操作も少なく、手軽です。

アプリ下の方の「再生」ボタン一つで、続きから聞けます


他にも便利な機能があります。

  • タイマー機能
  • しおりを入れる
  • 目次がある

布団で寝ながら聞いたり、気になったところがあれば、サッとしおりをいれることができます。


アプリ自体も軽く、なにかと手軽に使えるように設計されています。


オーディオブックのデータは、ダウンロードして常にスマホの中に。

オフラインで聞くので、出先でも通信料金を気にせず聞くことができます。


【聞き比べてみた】オーディオブックは、イヤホンは必須?

結論からいえば、イヤホン必須ではありません。

ただ、イヤホンで聞いた方が、頭に残りやすいのは確かです。


「手軽さ」を考えれば、手元にイヤホンがなくても、サッとスマホを取り出して聞いた方がいいです。

周りに人がいないかなど、迷惑にならないか気を付ける必要はあります。


以前は、私は、「イヤホン必須」とイヤホンを常に持ち歩いていました。

しかし、聞き比べてみても、頭に残る具合は、そんなに変わらないことを発見。

今は、イヤホンをいちいち持ち歩くのも大変なので、イヤホンなしで聞くことが多くなりました。


安い

audiobook.jpのオーディオブックは、「安い」。


普通の書籍や電子書籍の値段とほとんど変わらない本もあります。

「朗読する」という手間やお金がかかっているのにもかかわらず、この「安さ」は非常にありがたい。

50%OFFのセールは、かなりうれしい!


アマゾンのaudibleで見かけるオーディオブックは、普通の書籍と比べても、値段が高い印象があります。

しかし、audiobook.jpでは、「同じ本をもう一冊買う」くらいの気軽さで、オーディオブックを買うことができます。


また、audiobook.jpは、セールが多い。

たとえば、最近私が買った本ですが、

本のタイトルamazonaudiobook.jp
バフェット帝国の掟なし690円
取材・執筆・推敲 書く人の教科書4,000円1,150円
投資で一番大切な20の教えなし1,900円

ご覧のように、「アマゾンにない本」「アマゾンより安い本」がお得に買うことができます。


プロによる朗読で聞きやすい

プロの声優による本の朗読は、本当に聞きやすく素晴らしいの一言。

「聞きやすさ」を分析してみると、

  • 聞き取りやすいハキハキとした朗読
  • 朗読スピードは、遅すぎず早すぎずちょうどいい
  • 間の取り方が上手


声優をされている方々ですから、元々美しい声の持ち主が多い。

声を聞いているだけで、うっとりします。

また、女性の朗読の方が、男性より声が高い分、聞き取りやすい。


オーディオブックの小説は、ビジネス書の朗読よりも、素晴らしい出来になっています。

なぜなら、プロの声優の「複数人による共演」、「セリフ部分の吹き替えが上手」だからです。

一言で言えば、「耳で聞くドラマ」

さわりの部分を聞いただけでも、スーと物語の中に読者を引き込んでしまいます。


聞いていただいた方が、分かりやすい。


こちらは、長いですので(6分20秒)、聞くのは途中まででも構いません。

目を閉じて聞いてみてください。

「medium」は、以前に読みました。

キャラクターのイメージと声がちゃんと合っています。


残念ながら、制作にお金がかかるためか、小説のオーディオブックは数が少ない。


目が疲れない

オーディオブックは、目を使いません。

40代以降、少し老眼が気になり始めた世代に、とてもおススメできます。


加齢とともに、目だけでなく集中力も落ちてきます。

以前と比べて、集中して読書ができなくなったという方も、オーディオブックはとてもおススメです。


また、audiobook.jpは、スマホアプリだけでなく、パソコンでも聞くことができます。

ついついネットサーフィンやユーチューブをダラダラ見てしまったというご経験はありませんか?

そのような時間を少しでも、パソコンでオーディオブックを聞くようにすれば、目の負担も減ります。


「現代人は、目を使いすぎる」とよく耳にする言葉。

若い方でも、「なるべく目を使わない」、「目を疲れさせない」ことは、とても大事です。


「聴き放題プラン」をおススメしない3つの理由

3つの理由から、聞き放題プランはおススメしません。


  • 【理由1】思った以上にたくさん聞けないから
  • 【理由2】すべての本が効き放題ではないから
  • 【理由3】ビジネス書を、山ほど読むだけでは意味ないから


【理由1】思った以上にたくさん聞けないから

1冊聞くのに、数時間かかります。

頭に入りにくいことを考慮して、2回目3回目と繰り返し聞くことを考えると、さらに多くの時間がかかります。

個人差、本の時間の長さもありますが、「1ヶ月に1冊買うか買わないか」


ありがたいことに、audiobook.jpでは、セールが頻繁に行われます。

しかも、一生読み続けるような名著も、ポンポンとセールに名を連ねます。


手元にある本を聞いているうちに、欲しかった本がセール対象になる。

セールで買って、聞いているうちに、別の欲しかった本がセールに。


たとえば、「7つの習慣」は、セールを活用して、910円で買うことができました。

通常は、2,420円。

世界的な大ベストセラー、一生モノの自己啓発本のオーディオブックが、910円はかなり安い買い物です。


結果的に、セールでほしい本だけをピンポイントで買うほうが、コスパがいい。

定額制ではないので、本を買わなければ月額0円。

気持ちの上でもラク。

毎月お金を払って、自分が思ったように本が「聞けない」と、損したような気分になりませんか?


「聞く」読書より「読む」読書

向上心の高い方は、「読み放題で、たくさん本を聞くことが有益」と考えるかもしれません。

本でしっかり学ぶなら、「読む」読書に時間を割いた方がいいです。

なぜなら、「聞く」より「読む」読書の方が、圧倒的に時間効率がいいからです。


「読む」読書をメインに。

「聞く」読書は、あくまで隙間時間の有効活用など、補助的な読書にするほうがいい。


【理由2】すべての本が効き放題ではないから

世界的なベストセラー、評価の高い本は、「読み放題」ではないことが多い。


私は、あれこれ片っ端から本を読む方ではなく、名著を繰り返し読むタイプの読書家です。

そういう本に限って、「読み放題対象外」「チケット交換対象外」。


たとえば、3大自己啓発本、「7つの習慣」「思考は現実化する」「人を動かす」。

出典 audiobook.jp

ご覧のように、「思考は現実化する」がかろうじて「チケット対象」。


ざっと本を探してみました。

繰り返し繰り返し読むべき、「一生モノの本」は、このような傾向にあります。


【理由3】ビジネス書を、山ほど読むだけでは意味ないから

本をたくさん読めばいいというわけではありません。


本で学んだことを、行動に落とし込む

本を読む「インプット」を山ほどしても、読書の意味はあまりありません。

なぜなら、行動にしっかり落とし込む必要があるからです。


数多くの本を読み、記憶し、そのすべてをしっかり行動に落とし込むことは、無理です。

しかし、数をグッと絞り、数冊の良書に限定する。

これなら比較的簡単に、行動までしっかり落とし込むことができます。


たとえば、自己啓発本ならば、あれこれ多くの本を読まない。

世界的大ベストセラー「7つの習慣」のみを繰り返し読み、行動に落とし込む。


読まなくてよい本が多い

本当に読むべき「有益な本」は、数は多くありません。


毎月数多くのビジネス書が発売されます。

しかし、その多くは消えていきます。

そして、ほんのわずかな本だけが、「名著」となり時代を超え、生き残ります。


無類の読書家で、「知の巨人」佐藤優さんは、著書「読書の技法」で、こうおっしゃっています。

出典 Wikipedia 「佐藤優」

人間が一生の間に読むことができる本の数はたいしてないのである。

この熟読する本をいかに絞り込むかということが読書術の要諦(ようてい)なのである。

数ある本の中から、真に読むに値する本を選び出す作業の過程で速読術が必要とされるのだ。

速読の第一の目的は、読まなくてもよい本を外にはじき出すことである。

引用 『読書の技法』 佐藤優 著 東洋経済新報社 出版

また、このようにもおっしゃっています。

世の中には、定義もいい加減で、論理も崩れた「トンデモ本」があふれている。

「トンデモ本」と、関わり合うのは時間のムダ。

早い段階から読まないようにする。


オーディオブックで、速読はできません。

ここでお伝えしたいことは、「読まなくてよい本が、世の中多い。読む前にはじく必要がある」ということです。


以上、3つの理由から、「聞き放題プランはおススメしない」という話でした。


まとめ:決まった本を繰り返し聞くなら、audiobook.jpがおススメ

この記事では、オーディオブック配信サービスaudiobook.jpの魅力について触れてきました。


サービスの質、料金面でも、非常に満足できるサービスです。

一方で、使い方を少し考えながら使う必要があります。

たとえば、

  • 気に入った本を繰り返し聞くことで、本を買いすぎない。
  • 「読む」読書を中心に、「聞く」読書は補完として使う

などです。


本記事をご覧いただき、少しでもオーディオブックに興味を持っていただけば幸いです。




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