読書

初心者向けのバフェット関連本は?【答え】ウォーレン・バフェット成功の名語録

株式投資を始めたけど、なかなか勝てないなぁ


バフェットって有名な投資家らしいけど、どんな投資をしているのかなぁ


分かりやすいバフェットの名言集ってないのかなぁ


このような悩みはありませんか?


この記事では、「ウォーレン・バフェット成功の名語録」という本を紹介します。

投資初心者でも十分理解でき、得るものも非常に多い本だからです。


 この記事で分かること

・「ウォーレン・バフェット成功の名語録」より「長期投資」バフェット名言5つ

・「ウォーレン・バフェット成功の名語録」をおススメする5つの理由





世界一の株式投資家といえば、「ウォーレン・バフェット」さんの名前を挙げる方が多いです。

投資方法は、株を買って、長く保有する「長期投資家」として知られています。


株式投資で勝つには、「達人」のやり方を学ぶ必要があります。

バフェット流投資術は、株式初心者でも比較的理解しやすく、マネしやすい点も挙げられます


バフェット流投資術は、ご本人による「名言」という形で多く紹介されています。

バフェット名言の特徴は、以下の3点です。


バフェット名言3つの特徴

・投資初心者でも理解しやすい

・ユーモアが効いていて時には「クスッ」と笑える

・「なぞかけ」なような名言で、聞いた方に深く考えさせる




株式投資において、自分の投資スタイルができていない方には特に参考になる記事になると思います。


その他の「初心者向けバフェット関連本」はこちらで紹介させていただきました。

ご興味があれば、ご覧ください。

【初心者】最初に読む5冊のバフェット本は?投資法の本や名言集のまとめ

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 この記事の信頼性

株式投資歴9年。バフェット本読者歴8年。

私は、投資本、バフェット本を数多く読んできました。


学んだことを生かして、現在も株式投資をしています。

紹介しているのは、バフェットご本人による名言の数々。



偉大な実績ある投資家の言葉であることで信頼の担保になります。


 この記事を書いた人

株式投資歴9年。

国内、海外個別株投資、投資信託をしています。


投資手法は、「長期投資」

バフェット流投資術を取り入れています。


安定しなかった投資成績ですが、バフェット流投資で安定してきました。




私の中で「投資の思考の軸」ができたことが大きいです




 

●「ウォーレン・バフェット成功の名語録」より「長期投資」バフェット名言5つ

バフェットさんといえば、「長期投資」で有名。

「長期投資」に参考になるバフェット流名言を本書より5つほどご紹介します。

解説は、本書を要約することで雰囲気を感じていただければ幸いです。


バフェット名言5つ

1. 今日や明日、来月に株価が上がろうが下がろうが、私にはどうでもいいことです。

2. たぶん私の偏見だろうが、集団の中から飛び抜けた投資実績は生まれてこない。

3. 辛抱強さや冷静さは、知能指数より重要かもしれないと私は思っています。

4. 投資は力仕事ではない。人一倍、読み、考えなくてはならない。

5. ビジネスという道路は穴ぼこだらけです。それらをすべてかわそうなどという計画の前途に待つのは、災厄だけなのです。




1. 今日や明日、来月に株価が上がろうが下がろうが、私にはどうでもいいことです。

米国大手銀行バンク・オブ・アメリカに投資したバフェットだが、株価は下がり続けました。

「後悔していないか?」と聞かれた際、バフェットが言った言葉です。


バフェットは、バンク・オブ・アメリカを以下のように見ていました。


・いくつもの問題を抱えており、数年で解決することはむずかしいこと

・バンク・オブ・アメリカが抱える問題を解決できる優秀な社長がいること

・ビジネス自体は高く評価していたこと




大事なのは、


「長期の視点で投資をすること」

「5年後10年後に企業がどうなるか」


である。


2. たぶん私の偏見だろうが、集団の中から飛び抜けた投資実績は生まれてこない。

バフェットは、たった一人、大都会ニューヨークから地元オマハに移り、投資を成功させました。

「成功の秘訣は?」と聞かれた際のバフェットの言葉。


ウォール街に多くいる株のプロが行う投資方法、「みんなが買えば買い、みんなが売れば売る」であると指摘。


この風潮を

・株価だけを見て、企業の価値を見ない、誤った投資判断であること

・他の人を真似れば批判されない、安心していられる「横並び意識が強いこと」




とした。


バフェットが言う「横並びの意識」とは、例えば、こんな感じです。

・ みんなが買う大会社の株を買うが、大きく値下がり。「みんなも損した」「仕方ない」と慰めあうことができる

・優良だが無名の会社を「これはいい会社だ!」と一人だけ株を買う。その後値下がり。「なんでこんな会社買ったんだ!」と責められる




株のプロにとって、無名の会社を買いに行って失敗すればクビになることすらあります。

となると、誰もリスクを背負ってそのような決断をしなくなります。

結果として、全然儲からない状態となります。


「株価による投資判断」「横並びの意識」からは、本当の勝ち組は生まれない。


3. 辛抱強さや冷静さは、知能指数より重要かもしれないと私は思っています。

バフェットは、投資で勝つための必須能力として、以下の4つを挙げています。


① 財務会計や簿記の知識 企業の活動を知り、財務諸表を読みこなす力は不可欠

② ある程度の情熱

③ 辛抱強さ

④ 冷静さ



中でも、③辛抱強さ ④冷静さは特に大事です。




頭の良さが一番じゃないんですね




なぜなら、株式市場は時に集団ヒステリーに襲われるからだ。

投資家は、集団ヒステリーに身を任せれば身を亡ぼす。

一方で群衆に同調しないようにするためには、高いレベルの「辛抱強さ」と「冷静」さを要求される。


少し株価が上がれば、利益が欲しくてすぐ売る。

少し株価が下がれば、恐怖に駆られてすぐに売る。

いずれも「長期投資」ができていない。


優秀な頭脳より、動じない心こそが勝つ能力である。


4. 投資は力仕事ではない。人一倍、読み、考えなくてはならない。

バフェットは若いころから肉体労働が苦手だった。

祖父の店でもそうだったし、買い取ったガソリンスタンドでの仕事も苦手だった。


そんなバフェットにとって、師匠グレアムの言葉が「人生のたいまつ」だった。


「最大限の利益の可能性があるのは、最大限の知性と技術を駆使する用心深い積極的な投資家なのだ」


投資は肉体労働をする必要はない。知的努力をするだけだった。


バフェットには、ぴったりな仕事で猛烈に打ち込んだのである。


5. ビジネスという道路は穴ぼこだらけです。それらをすべてかわそうなどという計画の前途に待つのは、災厄だけなのです。

ビジネスを行うことを「道路上で運転する」ことの例え。

どんなに注意深くビジネスを「運転」しても、路面には小さなくぼみや穴ぼこがあるのが「道路」


「ビジネスという道路は穴ぼこだらけです。それらすべてをかわすことはできません」


この格言で具体的に示しているのは「企業の借入金」についてです。

バフェットは、


過大な借金のある企業は、ハンドルに短剣を取り付けられた車を運転するようなものです




と話している。


つまり、「借金の多すぎる企業はでこぼこ道で、短剣付きハンドルで運転するから絶えず手を怪我する」といいたいのです。



●「ウォーレン・バフェット成功の名語録」をおススメする5つの理由

本書をおススメする理由を5つ挙げてみます。


おススメする5つの理由

1. 読みやすく分かりやすい

2. 名言集なので、頭に残りやすい

3. 価格が安い新書

4. 持ち運びしやすいこと

5. 読む区切りがつきやすいこと




1. 読みやすく分かりやすい

103個の名言を収録。

内容は、投資初心者向けに分かるものだけ選んであります。


バフェット名言の中には、投資経験がある程度ないと腹落ちしないものもあります。

本書では、そういった名言を避けています。


文章自体も、柔らかいのが好印象です。

投資本は、けっこう日本語訳が硬く、読みにくいものも多い。

本書は、そのようなことはありません。


比較的、小難しくなりがちの「投資」で、ここまで柔らかい文章は見事だと思います。


2. 名言集なので、頭に残りやすい

「なぞかけ」が、頭に残りやすいポイント。

ポンと格言をもらうと、自分の中でいろいろなことを考えさせられます。

なぜか?と考えていくと2点思い当たります。


・ 長年の投資経験に裏打ちされているから説得力があること

・ バフェット自身が、そうなるように意識して格言を話していること


私は、本書の格言を読んで数年経ちます。

もらった格言のタネが木へと育つように、自身の投資経験が増えれば増えるほど納得感が増します。


3. 価格が安い新書

税込471円(20.12月現在 アマゾン)費用対効果を考えれば、相当コスパはいいです。


この値段で、世界一の投資家の教えを何度も何度も読み返すことで教えを受けれる。


また、先に書いたように「頭に残る」「木のように育つ」格言。

個人的には、「買って得した」と思っています。


4. 持ち運びしやすいこと

本書は「新書」ですから、大きさも重さも持ち運びに便利。

仕事の合間や休憩にサッと取り出して読めます。


私は、仕事のカバンに入れて何度も読んでいた覚えがあります。

サラリーマンが新書を読んでいても、周りからも違和感もありません。

本自体、外で読んでいても周りの目が気にならない見た目です。


5. 読む区切りがつきやすいこと

見開きで右ページが「格言」左ページ「解説」の構成。

見開き1ページで一応の区切りができます。


章ごとに区切りだと、章の最後まで読まないと、後で途中から読んだときに、


あれ?なんの話だったっけ?


となります。


途中から無理して読んでも、意味が分からず結局章の頭から読み直すこと、ご経験ありませんか?

本書はそのようなことはありません。


かなり短い隙間時間でも、見開き1ページなら本当に読めます。


参考までに目次を掲載します。

目次

1章 バフェット投資の銘柄選びを語る―「少しずつ金持ちになることだ」

2章 バフェット成功への筋道を語る―「内なるスコアカードを持ちなさい」

3章 バフェット勝負のコツを語る―「周りが怖がっている時は貪欲に」

4章 バフェット情報の読み方を語る―「目に見えない資産に着目する」

5章 バフェット人生時間の管理を語る―「判断は五分で」

6章 バフェット正しいマネー感覚を語る―「使う金は入る金より少なく」

7章 バフェット人を集める磁力を語る―「熱意こそ抜きん出る対価」

8章 バフェット信頼の築き方を語る―「約束した通りを守る




●まとめ

いかがでしょうか?

まとめると、


なぜ「ウォーレン・バフェット成功の名語録」という本がおススメか?

投資初心者でも十分理解でき、得るものも非常に多い本だから





●「ウォーレン・バフェット成功の名語録」より「長期投資」バフェット名言5つ

バフェット名言5つ

1. 今日や明日、来月に株価が上がろうが下がろうが、私にはどうでもいいことです。

2. たぶん私の偏見だろうが、集団の中から飛び抜けた投資実績は生まれてこない。

3. 辛抱強さや冷静さは、知能指数より重要かもしれないと私は思っています。

4. 投資は力仕事ではない。人一倍、読み、考えなくてはならない。

5. ビジネスという道路は穴ぼこだらけです。それらをすべてかわそうなどという計画の前途に待つのは、災厄だけなのです。




●「ウォーレン・バフェット成功の名語録」をおススメする5つの理由

おススメする5つの理由

1. 読みやすく分かりやすい

2. 名言集なので、頭に残りやすい

3. 価格が安い新書

4. 持ち運びしやすいこと

5. 読む区切りがつきやすいこと




バフェット格言集はこちらでも紹介させていただきました。

ご興味のある方はご覧ください。


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ご参考までにどうぞ

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