株式投資

リレーで転ぶお父さんから学ぶ「投資」の極意

子供に、株式投資を教えたいけど最初の一歩はどうすればいいんだろう?




そのような悩みはありませんか?


この記事でわかること

・ 株式投資で、損が怖くて動けないときの心構え

・ 実際に、子どもの投資デビューはどう行動するか




投資の世界では、

「少額でいいから、とにかく投資をスタートする」

ってよく聞きます。私自身、経験上全く同感です。


うだうだ言わず「行動」、これが実に難しい。うだうだ言ってしまうんですよね。

この「うだうだ」自分の心を深く見つめると、その正体は「恐怖心」が多い。

あなたは、投資で二の足を踏んでいるわが子を見て、なんと言葉をかけますか?


●お子さんの運動会、リレーを走ってみたことありますか?

私自身、「行動するのを怖がっている」と感じた時、あるイメージを頭に思い浮かべます。


「子供の運動会でリレーを走るお父さんの姿」をイメージしてみる


子供のために、一生懸命がんばるお父さん。ですが、あなたはこんな光景見たことないですか?

走るお父さんの多くが、コロコロ転ぶ姿を。


実際、走ったことある方は分かると思います。

頭のイメージと実際の足がついてこないんです。


聞いた話では、

「頭の方はグングン走る子供のころのイメージ。でも体は年齢的な衰え、日ごろの運動不足で体が動かない」

「頭のイメージ」と実際の「体の動き」があまりに乖離しているので、足がもつれて転ぶ人が多いのだとか。


●リレーで転びまくりから得る教訓

私は、この姿を頭にグッとイメージを思い浮かべて、「行動」に移すことが多いのです。




3つの教訓

1.転びまくりでいい

2.大けがしなければ大丈夫

3.意外に誰も気にしていない




以上、3点を考えてみます。


1.転びまくりでいい

何事も初めてやって最初からうまくいかないことが多い。


株を始めたころもそうだったのですが、文字道理、転びまくり。

でも、失敗から学ぶことは成功したことより身に付いた気がします。


(うわぁ、損した!二度とこんな失敗しないぞ!)


株式投資家のみなさんはご経験あると思います。



2.大けがしなければ大丈夫

運動会でもそうですが、転んでも起き上がりまた転ぶ。

大けがしなければ、また立ち上がれます。


株式投資をしていても同じで、

(失敗しまくりでいい。でも一発退場しないようにすればいい)


ご年配の方が、退職金を全部つぎ込んで損して無くしたってよく聞きますよね。

3.意外に誰も気にしていない

運動会でもそうですが、言うほど誰も見ていない。

みんな転ぶからか?逆に目立たない?


転んだ当人からすると、

(うぁ、転んでしまった!恥ずかしい・・)

と思うもの。


ですが、競技後に人に話しても、

「あれ?転んだっけ?」

なんて返されるのはしばしば。

妻すら1か月もすれば忘れています。


株式投資でも、私が失敗しようが、誰も見てないし気にもしない。

誰も見てないし気にしていないから「恥ずかしい」もなにもない。


● 「行動」したもの勝ち

世の中、頭で考えすぎて動けないことも多いですよね。

でも、多少無理してでも走り出してみる。


コロコロ転びながら、不格好で泥くさくても前に進んだ方がいい時もあります。


有名起業家なんか、話を聞いてみるとけっこうこの口。

考えることは大事、でも考えすぎて身動き取れない方がまずいですよね。


金持ち父さんでも「学ぶために早く失敗する」って話がありました!

● 実際に、子どもの投資デビューはどう行動するか

私の子供はまだ幼いので、実行に移せていません。

しかし、今のうちからしっかり計画を立てています。


本を読んで勉強をと考えていますが、なかなかドンピシャな本が見つかりません。

「手探り」かつ「やりながら修正」などで対応していくつもりです。


投資経験がある親御さんは、お子さんが小さいうちにある程度方針なり、計画は頭に描いておいた方がよさそうです。

子供の成長は、親が思っている以上に早いってご経験ありませんか?

「損をしたら・・・」とお子さんが怖がるときに、いかに前に進めるかが一つの壁になると想定しています。


以下の例は、あなたのお子さんに株を教える際に参考程度にはなるかと思います。

実際の行動計画

1. 負けてもいいが少額の損で

2. 株式投資を親子で行う

3. 銘柄を選ばせる




子ども名義の証券口座開設、資金などは後回し。親名義でもいいので、「投資体験」を重視する。


「投資の怖さ」を学ぶため、積立投資信託は、視野に入れないとします。

簡単に儲かって「投資って簡単じゃん!」と子供が考える事が一番怖いですよね。


1. 負けてもいいが少額の損で

株式投資は、初戦は負けスタートのほうがいいです。

理由は以下の3点です。

・ 負けた方が、株式投資を甘くみないから

・ 少額での負けなら、もう一度株式投資をすることが可能

・ 負けた方が、記憶に残るから




・ 負けた方が、株式投資を甘くみないから

株式投資は、どんなに「投資」だと連呼しても「投機(ギャンブル)」の要素は否定できません。

「賭け」の要素も含む「株式投資」では、最初は負けた方が「投資」を甘く見ないからおススメ。

実際、私の周りでも「株式投資」を甘く見て「退場」した人が多い。


・ 少額での負けなら、もう一度株式投資をすることが可能

少額で負けるには、投資予算の一部のみ使うようにすること。

「負けて当たり前、お金はすっからかんになって当たり前」と考えて投資スタートです。

「株式投資」だけでなく、「投資」は結局「経験」がものを言います。

長く「投資活動」することで勝率が上がります。


技術的にも、精神的にも成長するからです。


私自身、約10年ほど株式投資をしています。

初心者のころと比べると、考える事も見えている景色も全然違います。


・ 負けた方が、記憶に残るから

あなたは、「損した投資」「儲かった投資」どちらをよく覚えていますか?

圧倒的に「損した投資」であり、「あ、しまったなぁ!こうしておけば・・・」と学んだことも多いはず。



私も経験上、「損した投資」が記憶に残り、学んだことも多いです。

勝って学ぶこともありますが、痛い思いをしたほうが「投資」ではいい影響があります。




投資の神様 「ウォーレン・バフェット」も最初は負けスタート。

ご参考までにこちらをどうぞ。

第1章の「1.バフェットが誕生してから投資を始めるまで」に最初のデビュー戦の様子を載せました。




2. 株式投資を親子で行う

あくまで、「株式投資に興味を持たせること」が大事ですよね。

・ 負けすぎてもやる気をなくす

・ 最初から一人はハードルが高い

・ 様子を見守るため




・ 負けすぎてもやる気をなくす

大人でも、そうだと思います。

いわゆる「心が折れる」ほどの負けをしないように、親が見守ることも大事。


相場があまりに高値圏なら少し間を置くとか。


・ 最初から一人はハードルが高い

子供がなにかのきっかけで、「一人で株式投資をしたい」となればよいのですがなかなか難しい。

本など読んでいると、中学生くらいの男の子がそんな話をするシーンを見たことあります。


私の家は、上の子が娘。

女の子がそういう話をすることを聞いたことがない。

「女の子が自然に株に興味を持つ」のは、少しハードルが高いと考えています。

よって、親子でゲームをするように楽しく取り組めることを目指しています。


・ 様子を見守るため

「手を出さないけど目は離さない」

初めての株式投資、「勝つ」「負ける」にしろ、様子は見守りたいですよね。

いい経験にしろ、悪い経験にしろ、しっかり見守り、次の手を打つためにも必要ですね。

勝ったら、利益をお子さんに渡す → 子供喜び、さらに株式投資に興味を持つ

負けたら、なぜ負けたのか一緒に考える → 励ましながら再度挑戦


こんなことを考えています。


3. 銘柄を選ばせる

子供の身近にある商品などで選ばせると効果的です。

・ 興味を持った商品のほうが子供の興味が続くから

・ 銘柄選択の経験を積ませる

・ 自分で選ばない銘柄でないと学びも少ないから


・ 興味を持った商品のほうが子供の興味が続くから

極端な話、子どもにとって身近中の身近「お菓子」でもいいかと考えます。

お子さんには、好きなお菓子ありませんか?

上場しているかという問題はあるものの、「興味」という点ではいいですよね。


「おもちゃ」「ゲーム」など子供の「好き」に沿うくらいでいいかと考えます。


・ 銘柄選択の経験を積ませる

有望銘柄を親が選んでしまうと、お子さんの「学び」が少なくなります。

経験豊富な投資家の方には、首を傾げるような株を、お子さんは選ぶかもしれません。

言いたいことをグッとこらえて、お子さんが「学ぶ」ことを期待しましょう。


・ 自分で選ばない銘柄でないと学びも少ないから

人に言われて買った銘柄では、どこか「他人事」。

自分で決断して株を買うことで「自分のこと」にしたいところ。

最初の株式投資、「勝つ」にしろ「負ける」にしろ、たくさん学んでほしいですよね。


負ければ負けたで、よく言われます「授業料」。

でも、できれば「授業料」は安く済ませたいですよね。


●まとめ

いかがでしょうか?

まとめてみます。


「損をしたら・・・」と怖くて前に進めなくなった時は、「行動する」ことを心がける。

3つの教訓

1.転びまくりでいい

2.大けがしなければ大丈夫

3.意外に誰も気にしていない

多くの偉大な起業家たちは、「行動しながら考える」ことで成功する人が多い。


実際に、子どもの投資デビューはどう行動するか

実際の行動計画

・ 負けてもいいが少額の損で

・ 株式投資を親子で行う

・ 銘柄を選ばせる




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