余談

キャンプでの手荒れを防ぐ 5つの方法

キャンプに行くと、手荒れがひどい。

なんとかならないかな?

この記事では、キャンプでの手荒れを防止するための5つの方法をご紹介ます。

実際に行っている経験談とともに、なぜ効果的なのかを裏付け調査し、まとめました。


この記事を書いた人

  • キャンプ歴2年
  • アトピー性皮膚炎もち
  • 手荒れが軽減された


子どものころから、アトピー体質の私には、悩みがあります。

キャンプに行くと、ガクンと手荒れがひどくなること

調べてみると、キャンプでの手荒れに悩んでいらっしゃる方が、非常に多いです。

ご覧のように、いつも手荒れがひどい状態です。

アトピー体質ということもあり、これでもかなり意識して、保湿を心がけています。

重度のアトピー体質の私でも、効果のあるキャンプでの手荒れ防止策をご紹介します。


物心ついたときから、アトピー体質で、肌荒れと共に生きてきた私。

肌荒れには、人よりも気を使っていますし、知識もあります。

肌荒れに悩む方の少しでもご参考になれば、幸いです。


【一般的】手荒れの原因

一般的な手荒れの原因を調べてみました。

手荒れの原因には内因性と外因性があり、内因性には性別、年齢、アトピー素因など、外因性には洗浄、消毒、摩擦、湿度などが含まれます。

これらの原因により皮脂などが除去され、さらに外因性の刺激が加わることで手荒れが起こります。

引用Medical SARAYA


上記の引用のポイントをまとめると、

ポイント

  • 手荒れの原因は、体の「中からのもの」と「外からのもの」の2種類
  • 外からの手荒れの原因は、洗浄、消毒、摩擦、湿度など
  • 手にある皮脂がなくなり、さらに外から刺激で手荒れになる

皮脂がなくなり、手がカサカサになる。

カサカサになった皮膚から、雑菌が侵入するという認識でOK。


キャンプでの手荒れの原因を考える

キャンプでは、なぜ手荒れがひどくなるのか?

3つの原因を挙げてみます。

  • 力作業や手作業で、手の皮脂がなくなる
  • 手が汚いまま過ごす
  • 保湿をしない


【理由1】力作業や手作業で、手の皮脂がなくなる

キャンプでは、手作業が多い。


テントやタープの設営といった力仕事、ロープを張るような手作業。

キャンプで使う道具を用意したり、たき火の準備。


普段の生活より、手を使っての作業が多い。

そのため、手の皮脂は、いつもより少なくなります。


【理由2】手が汚いまま過ごす

キャンプは、野外での作業となります。

土や木や草、手に触れて作業することが多いです。


しかし、キャンプでは、基本的には水道のような大量の水は、近くにない。

そのため、ササっと手が洗えません。

さまざまな作業に追われることもあり、手をついつい洗わずいることが多いです。


【理由3】保湿をしない

普段、家では、洗い物をした後など、こまめに保湿される方が多い。


しかし、キャンプでは、作業に追われたりして、ついつい手の保湿を怠りがち。

「キャンプに夢中になって、すっかり保湿を忘れている」が、正確な表現かもしれません。


特に小さいお子さんがいらっしゃる、家族でのキャンプ。

我が家でもそうですが、子どもの面倒もみながらキャンプですから、とても忙しい。

手の保湿まで、気持ちがまわりませんよね。


キャンプで手荒れしない5つの方法

最大のポイントは、「手の皮脂(バリア)をとにかく減らさずに、保つことができるか」。


ここでは方法だけでなく、私自身が調べたことも共有させていただければ、お役に立つと考えました。

  • 手袋をして作業する
  • こまめに手を洗う
  • 保湿を心がける
  • よく寝る
  • なるべく直に土を触らない


【対策1】手袋をして作業する

【感想】やってみると、かなり効果的

手袋をするだけで、手への「外部からの刺激」「皮脂の減少」は、大部分を防ぐことができます。

結果的に、手袋しているだけでも、かなりの手荒れを防いでくれます。

「手袋する、しない」でこんなに違うのか!とずいぶん驚いた覚えがあります。

定番の軍手。使い捨てできるから、これでもOK!


作業のたびに、手袋をつけたり、はずしたり。

たしかに面倒ではありますが、それだけの手間をかけるだけの価値があります。


「手袋をする」は、手荒れに悩む多くのキャンパーが、おススメしている定番中の定番です。


とりあえず安物の手袋で

結論からいえば、安物でも軍手でもなんでもとりあえず手袋をしましょう。


私の場合は、試しにワークマンで200円の安い作業用手袋を、買ってきて使いだしました。

やってみましたが、キャンプ場では軍手は、なにかとに濡れるので、おススメしません。

なぜなら、軍手は濡れると、付けたり外したりが、手にペタッと引っ付いてしまうため、とてもしにくくなるからです。

多少濡れてもいい、ゴム系の手袋がおススメ。


キャンパーだと、キャンプグッズにはこだわりたいところ。

ただ、手袋に関しては、とりあえず安物で試してみましょう。

手荒れ軽減を実感されてから、自分のお気に入りの手袋を買われてはいかがでしょうか。


壊れたら、いい手袋を買うつもり。

ただ、ワークマンの200円作業手袋は、かなり丈夫。

いまだに、ずっと使っています。


【対策2】こまめに手を洗う

手の皮脂が少なくなったとき、雑菌が侵入すると手荒れになります。

手に付いた雑菌を寄せ付けない、「手を清潔にする」が大切です。


【感想】手荒れ防止効果が大きい。

「こまめに手を洗う」を意識して、実践してみると、手荒れ防止の効果が高いです。

ゴシゴシ洗うことはせず、ササっと軽く手を洗う程度でも、手荒れ防止効果が高く驚きました。

  • キャンプの設営時、トイレや炊事場近くにする
  • キャンプ内のタンクの水は、多めに用意する
  • キャンプでの、頻繁な「手洗い」は、面倒

普段の生活と異なり、キャンプでは、水が大量・手軽に使うことが難しい環境です。

キャンプでも、頻繁に手を洗うには、それなりの工夫が必要です。


ただ、それに見合うだけの手荒れ防止効果が期待できます。

チョロチョロッとした少量の水でもいいので、積極的に手を洗うことをおススメします。


【比較】「ウェットティッシュで手を拭く」のはどうか?

結論から言えば、「水で手を洗う」ほうが、手荒れ防止効果は高いです。


ウェットティシュで手を拭くことも、全く手を洗わないよりまし。

しかし、両者を比べて実践してみましたが、「水で手を洗う」方が明らかに手荒れ防止には、効果的。


手洗いだけで、99%の雑菌が落ちる

手洗いの効果は、どのようなものか調べてみました。

以下の図は、手洗いの効果を示したものです。

出典 上越地域医療センター病院


ご覧のように、洗剤など使わず水だけでも、かなりの雑菌が落ちることが分かります。

手に付いた雑菌約100万個が、水洗いだけで約1万個まで減少します。

つまり、約99%の手の雑菌が、水洗いだけで落ちてしまいます。


この図からも、たかが水で洗う程度のことですが、極めて効果的だと分かります。


ちなみに、洗い残しやすいところは、以下の図が分かりやすいです。

頭の片隅に入れておくと、より効果的な手洗いができます。

出典 資生堂

洗い残しまで神経質に考える必要はありません。

ふ~ん、くらいでご覧いただければ幸いです。


注意点

実施される際に、気を付けた方がいいこと2つ。

  • 手洗い後は、しっかりタオルなどで水分をふき取ること
  • キャンプ場備え付けの洗剤は、合わないと手荒れになる

備え付けの手洗い洗剤が、私の肌に合わず、逆にひどい手荒れになったことがあります。

水洗いだけでも、かなりの雑菌が落ちるので、水洗いだけするようにしています。


【対策3】保湿を心がける

肌荒れや手荒れの話では、必ず出てくる「保湿」。

普段の生活では、しっかりしているのに、キャンプに行くとついつい怠りがちになりますよね。


【感想】非常に面倒。しかし、効果大

キャンプで、保湿剤をこまめに塗るのは、非常に面倒くさい。

しかし、心がけて保湿剤をチョコチョコ塗ってみると、手荒れにはとても効果的でした。


手荒れ・肌荒れ防止の基本中の基本、「保湿」。

手荒れ対策で、「やはりこれだけは外せない」と、実感しています。


ラクに保湿するために

問題は、キャンプでいかに忘れずに、こまめに保湿するかです。


気にかけて、作業の合間や気づいたときにササっと保湿する

最初から、こまめに保湿をすることは難しい。

私の場合、まずはキャンプに行く際に、「持ち物」の中に、保湿剤を持っていくことから始めました。

最初の数回は、せっかくキャンプ場に保湿剤をもっていっても、塗り忘ればかりでした。


徐々に、保湿剤をキャンプの際に、塗る回数が増えていきました。

保湿してみると、

保湿するだけで、こんなに手荒れが防げるのか!

と実感して、塗るようになった覚えがあります。


「やらないよりましかな」と軽い気持ちで始めたのですが、効果大!


正しい保湿剤の塗り方にこだわらず、「やらないより、まし」程度でOKです。

たっぷり塗る・薄く塗ることにこだわらず、手軽にチャチャと塗る方が大事です。


まずは、キャンプ前日に、持ち物リストの中に「保湿剤」を入れるところから始めてはいかがでしょうか?


保湿剤をキャンプ内の決まった場所においておく

私の場合は、キャンプ内のテーブルの上に、保湿剤をポンと置いておく。

要は、作業の合間、合間に、自分にとって往復しやすい場所に、保湿剤の置く位置を固定します。


何かの作業後、パっと思いついたときに、そこまで移動して保湿する。

「保湿剤のあるところまで、移動」がポイント。

「移動」というひと手間加えることで、忘れにくくなるからです。


以前は、ズボンのポケットに、こそっと保湿クリームを入れていました。

これは失敗でした。

なぜなら、キャンプ時の作業中に、ズボンのポケットからスッと出すことが面倒だからです。

それに加えて、手軽すぎて、「いつでも保湿できる」と考えてしまうため、すっかり保湿することを忘れることが多かった。


手軽すぎてもダメで、(面倒ではありますが)何かひと手間加えることで、保湿し忘れを防ぐことができます。

大切なのは、こまめに保湿すること

一度、手荒れすると治るまでに、日数がかかります。


1~2日のキャンプで、手荒れ。

帰宅後、手荒れが治るまで1週間ほど。


「キャンプ後の手荒れを治す手間や時間を考えれば、多少面倒でも保湿に気を配る方がいい」との結論です。


キャンプ時の保湿を心がけるは、慣れるまでは大変です。

しかし、慣れてくれば、チョコチョコ保湿を忘れずに行うことができるようになります。

キャンプ時の保湿習慣を、取り入れることで、少しでも手荒れが軽減されるので、おススメです。

保湿で、手荒れが完全防止とはいきません。

しかし、手荒れが軽減され、結果的に手荒れが治る日数が短くなります。

キャンプに行くたびに、手荒れして、1週間近く手荒れで悩むのは、避けたいですよね。


【対策4】よく寝る

キャンプ場では、早めに寝るなど、睡眠時間を多くとりましょう。


【実感】よく寝ると、手荒れが少ない

キャンプ場で、夜更かしせずサッと寝て、睡眠時間を多くとる。

キャンプでついつい夜更かししたときと比べて、肌荒れしにくいことを実感しています。

たかが1~2日のことですが、明らかに違いがでてきます。


寝不足と肌荒れの関係

こちらの記事が、とても詳しいです。

【睡眠×美容】寝不足で肌荒れになるのはなぜ?肌に良い睡眠のとり方(Shop Japan)

ポイントをまとめると、

  • 睡眠は、1日で体に起きた損傷を修復するための時間
  • 傷ついた組織を修復するのは、「成長ホルモン」
  • 成長ホルモンは、新陳代謝を促進させる働きをする
  • 成長ホルモンは、夜寝ている時にもっとも分泌される
  • 寝不足だと、成長ホルモンの分泌が少ないため、肌荒れになる

「睡眠不足は、肌にはよくない」とはよく聞きます。

改めて、調べてみると勉強になります。


安眠のために

キャンプでは、コロッと寝れるように、シュラフ(布団)など寝具にこだわっています。

最高級の寝具で、そろえるという話ではありません。

購入予定ものから、ワンランク上のものを買うくらいの意識です。


キャンプの際、寝る環境を少し良くしてあげることで、夜中に目が覚める回数も減ります。

夜中に、ちょいちょい目が覚めるのは、とてもいい睡眠とはいえません。


「疲れをとる」だけでなく、「肌荒れ防止」も兼ねることを意識して、今一度睡眠環境を見直してみてはいかがでしょう。


寝よう寝ようとすると・・・

キャンプに行くと、「寝る」といってもなかなか寝れるものではありません。

興奮していたり、いつもと寝る環境が変わるからです。

キャンプでは、夜空が素敵!寝るのがもったいない!けど・・・


無理に寝よう、寝ようとすると、逆に寝れなくなってしまいます。

肌荒れ防止に、良い睡眠が効果的なのは事実。

意識しすぎず、ほどほどにという話です。


【対策5】なるべく直に土を触らない

地面の土を触らないことは、手を清潔にすることにつながります。


【実感】意識してみたら、手荒れが減った

たった「土を素手で触らない」程度のことですが、やってみると肌荒れ防止には、効果的。


具体的には、

  • 気軽に土をさわらないようにする
  • 土を触る際は、手袋をつける
  • 土を触ったら、ササっと軽く手を洗う


土で手を汚したままにすることは、手荒れの原因になると改めて実感しています。


子どものころから、アトピー性皮膚炎

私は、子どものころから、アトピーです。


幼稚園児のころ、砂場で遊ぶと必ず手がボロボロに荒れていた(アカギレ)と、よく母親から聞かされました。

大人になった今も、土や砂を触ると手荒れがひどくなることは、肌が弱いため、変わっていません。


アトピーではない方には、ここまで神経質になる必要はないのかもしれません。

ただ、アトピーの方の多くは、油断すれば即肌荒れする体質の方が多い。

肌荒れに対しては、常人より多少、過敏になっていて損はありません。


必要以上に土を素手で触らない

キャンプに行って、地面の土を一切触らずにいることは、不可能です。

「なるべく」素手で、土を触らないようにしてみてはどうでしょうか、というお話です。

先に挙げたように、私が実際に行っていることは、「手袋をする」など簡単なことばかり。


アトピーの方や、肌荒れがひどいとお悩みの方は、必要以上に土や砂に触らないようにする。

そのことを、ほんの少しでも頭の片隅にでも、入れておいていただければと考えます。


まとめ:こまめに手洗いと保湿を、ラクにする自分なりの方法を考えてみよう

この記事では、キャンプでの手荒れを防ぐための5つの方法をご紹介しました。


5つの方法は、以下の通りです。

  • 手袋をして作業する
  • こまめに手を洗う
  • 保湿を心がける
  • よく寝る
  • なるべく直に土を触らない

完全に手荒れが防げるわけではありません。

しかし、大きく軽減されます。


一度、試してみてはいかがでしょうか?

また、ラクに実行するため、自分流にいろいろアレンジしてみてください。


キャンプで、手荒れに悩んでいらっしゃる方の少しでも参考になれば、幸いです。

-余談