余談

人の話を聞く子供にするために5つの大事なこと

●お子さんは「人の話を聞く子供」ですか? 

「子供が私の話を聞いてくれない」



「子供と会話がほとんどない」


こんな悩みはありませんか?


特に思春期のお子さんを抱える親さんには深刻ですよね。


どうすれば人の話を聞いてくれる子供になるのか?


●子供が人の話を聞くようになる5つの方法

結論を5つにまとめました。


人の話を聞くようになる方法

・親がまず聞き上手になること

・親がガミガミクドクド子供に言わないこと

・話上手な子にすること

・絵本の読み聞かせをすること

・親の方から子供にいろんな話をすること

以下、解説していきます。


・親がまず聞き上手になること

「親がまず聞き上手になる」ことが最も大事で、以下4つは忘れてもいいほどです。


「聞き上手になれ」と聞いて私自身、


「聞き上手ってどうやったらなれるの?」




と疑問に思いましたので、調べました。


聞き上手になるためのトレーニングで心がけるべきポイントを3点にまとめ

 

・子供の話をさえぎらずに黙って聞く

・子供の顔をしっかり見て話を聞く

・うんうんとうなずきながら子供の話を聞く




「黙って人の話を聞く」ことは大人でもとても難しいことです。


常に意識して、親自らが訓練する必要がありますよね。

子供は「学校であったこと」を黙って聞いてくれる人に心を開きます。


・親がガミガミクドクド子供に言わないこと

親としてついついやってしまう経験ありませんか?


これをやると、子供は徐々に心を閉ざす。そして、親に何も言わなくなります。

言いたくなってもグッとこらえることが大事。


・話上手な子にすること

聞き上手な子は話すのも上手な子が多い。

ここでも親が聞き役に徹することで子供が話をする訓練になる。


・絵本の読み聞かせをすること

親に、絵本を読んでもらって聞くことは「人の話を聞く」訓練になる。

子供が物語の続きが気になって、黙って聞いている場面が多く効果的。


・親の方から子供にいろんな話をすること

親が話す内容はなんでもいい。

たいした内容でなくていいし、子供にとって多少難しい話をしてもいい。

効果としては、人の話に興味や楽しみを持つようになります。


ポイントは、日記をつけるイメージで、子供にいろいろ話すことがよい。


「お父さん、今日お昼にラーメン食べたよ」

「今日、歩いていたら犬にワンワンと吠えられてさぁ・・・」




●なぜ「聞き上手」がとても大切なのか?

 大事な3点です。


ポイント3点

 ・もともと話し手は聞いてもらいたい欲求があるから

 ・人の話を聞くことは相手(子供)を理解することにつながるから

 ・良いコミュニケーションは「上手に話す」ことより「上手に聞く」ことが大事だから


人は元来、話を誰かに聞いてもらいたい欲求を生まれつき持っています。

それは、子供でも大人でも変わりません。


その欲求を満たしてくれる相手には、好感をいだき、心を開きます。

相手の話をじっくり聞くことは、話し手の情報を聞き手は受け取ります。

話し手の情報が多くなることで、その理解は深まります。


良いコミュニケーションは、「上手に話す」ことが大事だと一般に考えられがちです。

実は、そうではありません。


相手の情報をしっかり受け取り、相手を理解するという土台がなければ、相手との良いコミュニケーションが築けないからです。

 

●本当に人の話を聞く子供になるか実践

今回、学んだことを本当に子供が人の話を聞くようになるのか試してみました。


短期間で、高い効果が表れました!


以下、実感したことです。

実感したこと

・「聞き上手になる」を強く意識したら、子供が前より話すようになった。

・「聞き役に徹する」は意外になれたら簡単だった。

・(こんなことにも興味をもっていたのか!)と意外な一面を発見できた。

・これほど変わるのかとビックリするほどの効果

・子供の話を聞いているつもりだったけど、自分が全然聞けていない事実に愕然とした。

 

今回、小学4年生の娘を対象に行いました。

まずは、子供が話しやすい内容「今日、学校はどうだった?」にしました。


親の方がひたすら聞くことに徹してみました。

1週間ほど続けてみました。


「聞き役に徹する」は最初は、とても難しいです。

娘の話に口をはさんでしまうなど数々の失敗を繰り返しながら少しずつ上達しました。


ぎこちない日々が続きましたが、徐々に私も娘も慣れてきました。

慣れてくると、娘はどんどん話をしてくれます。

子供ですので、多少話は前後したり、「?」ということもありましたが、グッと「聞き役」に徹します。


特に印象的だったのは、「漢字の勉強が好き」と初めて聞きました。

新発見です。


最近は、「聞き役に徹する」ことに慣れてきました。

娘の話の内容にもよりますが、親の方が笑顔で話を聞くと、娘がより話やすくなることを発見しました。

 

娘の笑顔が増えたなぁと実感しました」

 
今回は、一番大切なこと「親がまず聞き上手になる」ことに集中しましたが、驚くべき効果がありました。


徐々に、2つ目「親がガミガミクドクド言わない」以降も取り入れたいです。


●まとめ

 人の話を聞く子供にするには、まず親が聞き上手になることがとても大切


 その他として


 ・親がガミガミクドクド子供に言わないこと

 ・話上手な子にすること

 ・絵本の読み聞かせをすること

 ・親の方から子供にいろんな話をすること



 聞き上手になるための3つのポイント

✔子供の話をさえぎらず黙って聞く

✔子供の顔をしっかり見て話を聞く

✔うんうんと頷きながら子供の話を聞く

 


-余談