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●株式投資は副業にしてはいけない?

「投資を始めるにあたってどんなことを考えないといけないの?」
「投資初心者で気を付けておきたい教えみたいなのないかな?」

✔記事を書いた人
株式投資歴9年。
資金は少ないながらなんとか退場せずにいます。
投資一年生では、負けが続きました。
その後、なんとか今まで投資の世界で退場せずにいます。

「投資の達人たちの教えのおかげだと感謝しています。」
●今でも心に響く投資格言
「投資は「副業だ」なんて考えてやるのは甘えだ」
頭を一発、ガツンと殴られた。
そんな記憶があります。
投資を始めたばかりのころ、夢中になって読んだ一冊の本。
「賢明なる投資家」
投資の世界で有名すぎる本。
1949年初版ですから相当古い。
作者は「ベンジャミン・グレアム」 バリュー投資を広めた第一人者。
それよりも、こちらの肩書が有名ですよね。
「ウォーレン・バフェットの師匠」
あの「世界一の投資家」ウォーレン・バフェットに多大な影響を与えた投資家。
(あのバフェットの師匠がこんな厳しいこと言っていたのか・・)
それまで、「株式投資」をどこかで、
「経験浅いから、負けても仕方ない」
「自分はプロじゃない」
と考えていた。
(株式投資で勝つのは、簡単ではないんだ)
と私の中で覚悟が決まった瞬間でもありました。
あなたは、投資の本で今でも心に残る「言葉」はありますか?
●「投資は副業ではない」を考えてみる
「わが子に伝えたい」をテーマに、この言葉の意味を3点で考えてみました。
投資は副業ではない3つの理由
・ 覚悟がいる
・ 逃げ道はない
・ 投資は甘くない
今回、この記事を書くにあたり本をひっぱりだしてきて、パラパラ見てみました。
やっぱりありました。記憶違いではなかったようです。
「新賢明なる投資家(上)」303ページ。
読み返してみても、

「う~ん、耳が痛い」
覚悟がいる
グレアムさんは、
「株式投資をするな」
と言っているわけではない。
株式投資をすることは、これだけ難しく、厳しいことを自覚しておく必要がありそう。
パソコンでポチっとボタン一つで株の売買ができる今。
忘れてはいけない教訓ですよね。
逃げ道はない
「副業は甘い」って断言されると、おのずと自覚が出てきます。
「自分はプロの投資家なんだ」と言い聞かせるようになりました。
私自身、この言葉に触れてから常に自分に言い聞かせています。
もちろん、プロと比べれば投資の腕の方はたいしたことはないのです。
ただ、ひとつだけいいことがあります。
「自分はプロ投資家だ」
と言い聞かせることで、日々の勉強を怠らなくなりました。
「素人」という逃げ道がなくなって、追い込まれたからかもしれません。
投資は甘くない
バフェットさんは、おススメの投資方法として
「インデックス投資信託」
を挙げています。
暗に「個別株売買による株式投資は、素人には危険」って意味にもとれます。
バフェットさんは「賢明なる投資家」を暗記するほど頭に入っているとか。
インデックス投信を勧めるのは、
- ご自身の長年の株式投資家としての経験
- 「副業で株式投資するな」が常に頭にある
からきているのかもしれませんね。
●まとめ
いかがでしょうか?
いまだ、「株式投資のバイブル」として名高い「賢明なる投資家」。
何度読み返しても、学ぶことが多い本ですよね。
まだ手に取ってない方は一読を。ちなみに買うと結構高い。上下巻あるし。
でも、学ぶことは多いので買って損はない。
●わが子に伝えたいこと
「株式投資ってどんな心構えが必要なのかな?」


「株式投資は、副業のつもりと甘く考えてはいけないよ」